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医療従事者ちゃんねる
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医療従事者ちゃんねる
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今日もお仕事お疲れ様です。医療従事者のトラコミュ作成してみました。ドクター・ナースの皆さんはじめコメディカルの皆様のご参加をまっています。あえて記事ネタはしぼりませんが、治療・看護・検査めまぐるしく変わる病院でのお仕事、病院間・職間の情報交換などができればすばらしいですね。
テーマ投稿数
179件
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医療従事者ちゃんねるの記事

1件〜50件

  • 血清と血漿の違い
    2020/05/30 19:07
    血清と血漿の違い

    臨床検査に用いる検体として、血清と血漿があります。 血清と血漿の違いについて解説します。 血液の構成成分 血清 長所 短所 血漿 長所 短所 血液の構成成分 ・血液は血漿成分と血球成分から構成されています。 ・血漿成分にはフィブリノゲンなどの凝固因子が含まれており、 血液を凝固させ血漿成分から凝固因子を取り除いたのが血清成分になります。 ・つまり血液 = 血球 + 血漿からなり、血漿 = 血清 +凝固因子からなります。 血清 ・血液を凝固させた後、遠心分離して血清が得られます。 凝固させるので血清にはフィブリノゲンは含まれていません。 長所 ・抗抗凝固剤を含まないため、測定項目への影響を考慮し…

    KensaKun

    臨床検査のお役立ち情報

  • 研修医(と医学生)の皆さんに伝えたいことを綴ります。
    2020/05/21 22:11
    研修医(と医学生)の皆さんに伝えたいことを綴ります。

    ここ数日、Twitterで研修医の言動に関して様々な議論が飛び交い、また私自身も日々の診療で思うところがあったので、今日はそれをここにまとめたいと思います。 (1) 上級医との付き合い方 過日、Twitter上でフォローしている方がYouTubeにアップロードされている動画をたまたま視聴しました。 「世の中には、相手を徹底的に貶めて自尊心を破壊し、支配下に置く人間が居るから注意せよ」という趣旨の動画であり、これはカルト教団, 軍隊のみならずDVを行うパートナーにも当てはまる特徴(洗脳の方法)なのです。 こうした話を受けて、私は初期研修時代に経験した不快な出来事を思い出しました。その内容と, そ…

    VoiceofER

    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • 助産師のベビーシッターとは?
    2020/05/08 19:25
    助産師のベビーシッターとは?

    シドニーから帰国しました、助産師かよです。帰国して仕事が始まりました!!!!!!子どもと関わるのはとても楽しいです。特に私の専門は0歳の赤ちゃんなので、久しぶりに抱っこできて癒されました♡予約もたくさん頂いていて、今月の枠は全て埋まりました!ありがとうございます!今日は、助産師は病院やクリニック、産後ケア施設で働いている人が多い中、どうして助産師としてベビーシッターをするのかについてお話ししていきます。 私がベビーシッターを始めた理由 助産師ベビーシッターの役割 若い助産師にベビーシッターをおすすめしたい! 日本でももっと広まってほしい! まとめ 私がベビーシッターを始めた理由 助産師は開業す…

    助産師かよ

    助産師かよの海外生活〜豪州より一時帰国中〜

  • 【新型コロナウイルス】潜在看護師の復職について。
    2020/05/04 15:14
    【新型コロナウイルス】潜在看護師の復職について。

    シドニーから帰国して隔離期間も無事に終わりました、助産師かよです。最近は住むところを探したり、ベビーシッターを再開したとばたばた過ごしています。さて、全国に約71万人いる(注1)と言われている潜在看護師ですが、新型コロナウイルスの影響で日本看護協会の会長の会見では「復職のお願い」が話されました。潜在看護師がこんなに多いことも驚きですが、復職しようかな?と思ったときになにができるかお話しします。 看護師の人数 潜在看護師とは? 潜在看護師の人数 復職希望の看護師は多い 就業・復職支援 ナースセンター ナースセンターをおすすめする理由 どんな仕事があるか 復職の課題 まとめ 参考文献 看護師の人数…

    助産師かよ

    助産師かよの海外生活〜豪州より一時帰国中〜

  • 重症Covid-19患者への高用量vs低用量クロロキンのランダム化臨床試験
    2020/05/03 14:00
    重症Covid-19患者への高用量vs低用量クロロキンのランダム化臨床試験

    久しぶりに、Covid-19関連の論文をざっと和訳して紹介してみようと思います。今回は、今年4月24日に公開された論文"Effect of High vs Low Dose of Chloroquine Diphosphate as Adjunctive Therapy for Patients Hospitalized With Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2(SARS-CoV-2) Infection. A Randomized Clinical Trial."(Borba MGS, Val FFA. et al. JAMA …

    VoiceofER

    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • 【COVID-19】我々は今日の日本政府に大本営のデジャヴを見ているのか?
    2020/04/13 00:52
    【COVID-19】我々は今日の日本政府に大本営のデジャヴを見ているのか?

    安倍首相が4月7日に緊急事態宣言を埼玉, 千葉, 東京, 神奈川, 大阪, 兵庫, 福岡の7都府県に対し発出してからもう既に6日。Twitter等を見ている限り、徐々に社会へその緊張感が伝わり、繁華街から人気が多少は引いたように思われます。 専門家集団が表明し続けている危機感を、首相官邸や(大多数ではないものの)一般市民, メディアが受け止め始めているように見受けられるものの、未だに「本当に危機感があるのか?」・「これでも国益を守っているつもりなのか?」と思いたくなるような言動が、あろうことか日本政府内部で見られています。 例えばこれ(下のNHKニュースの記事)。西村経済再生担当大臣は新型コロ…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 10
    2020/04/10 22:50
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 10

    今回は久々に?新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に関する論文を紹介します。今日参考にするのは今年3月27日にオンラインで発表された論文"Treatment of 5 Critically Ill Patients With COVID-19 With Convalescent Plasma"(Chen C, Wang Z. et al. JAMA)です。 (1) Introduction 2014年のエボラ出血熱アウトブレイク時に、回復した患者の血清の使用をempiricalな治療法として行うことが推奨さらた。また2015年には、MERSに対して同様の治療法が行うprotcolが作成さ…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • 【COVID-19】日本はこのままだとどうなるか予想してみる。
    2020/04/04 15:40
    【COVID-19】日本はこのままだとどうなるか予想してみる。

    ここ最近、日本国内で感染者数増加のニュースが続いています。3月末になって取り沙汰された「東京都ロックダウン」や「緊急事態宣言」に関して政府は「まだ瀬戸際の状況だ」と言いつつ緊急事態宣言の発令には至っていない状況です。 そんな中、専門家の間では「自粛要請より強い措置が必要(そうでないと感染者が増え続け、医療現場が対応し切れなくなる)」という意見や、「日本の新規感染者数はここ数日間増え続けており、人の往来も減っていない」といった旨の懸念の声が上がっています。以下そういった方々のツイートの一例です。 西浦教授:早急に欧米に近い外出制限をしなければ、爆発的な感染者の急増を防げない何も流行対策をしなけれ…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 9
    2020/04/03 19:33
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 9

    COVID-19/SARS-CoV-2に関して、他に色々呟きたいことはあるんですが、今回はとりあえず論文の和訳/紹介にしたいと思います。今回は、今年3月13日に発表された論文"Risk Factors Associated With Acute Respiratory Distress Syndrome and Death in Patients With Coronavirus Disease 2019 Pneumonia in Wuhan, China." (Wu C, Chen X. et al., JAMA Internal Med.)を参考にします。 (1) Introduction…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 8
    2020/03/24 23:34
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 8

    世間の話題がほぼCOVID-19で占有されていますが、私も最近入手したCOVID-19関連の論文を紹介します。今回紹介するのは今年3月13日にオンライン発表された論文"Critical Care Utilization for the COVID-19 Outbreak in Lombardy, Italy"(JAMA; Grasselli G, Pesenti A. et al.)です。 2020年2月20日、イタリアLombardy州のCodogno HospitalのICUに、30歳台の患者がCOVID-19の診断で入院した("Patient 1")。この患者は当初、COVID-19を疑…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 7
    2020/03/21 19:23
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 7

    NEJMでSARS-CoV-2/COVID-19に関する新しい論文が出たので紹介します。今年3月18日に公開された論文"A Trial of Lopinavir-Ritonavir in Adults Hospitalized with Severe Covid-19"(Cao B, Wang D. et al.)です。 (1) Introduction 2003年にSARSが流行した後、lopinavir(HIV type 1 aspartate protease inhibitor)が試験管内でSARSコロナウイルス (SARS-CoV)を抑制することが判明した。またritonavirをl…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • 【COVID-19関連】EU報告「Disinformationの背後にロシアあり」
    2020/03/20 12:16
    【COVID-19関連】EU報告「Disinformationの背後にロシアあり」

    世界中に感染が拡大し、世界中を不安に陥れているSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)。既に日本国内のSNS等でも話題にはなっていますが、偽情報(以下"disinformation"で統一)の流布も深刻ですね。 そんな中、海外(米英)の報道によると、そういったdisinformationの背後にクレムリン ー すなわちロシア当局 ー が居るというのです(上記"Guardian"[英国の新聞社]の記事より)。出典はEU外交部からリークされたレポートです。 EU監視チームは今年3月16日までの2ヶ月間、ロシア由来のdisinformation 80件を収集。それらのdisinformationで…

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  • 【COVID-19関連】話題の大谷義夫氏について少し調査してみた
    2020/03/17 17:28
    【COVID-19関連】話題の大谷義夫氏について少し調査してみた

    前回、COVID-19関連でワイドショーによく出演し、少なからぬ医療関係者から批判の的となっている人物の一人、上昌広氏に関する『独自調査』の成果を掲載しましたが、今回は別の人物、大谷義夫氏について検証を進めてみたいと思います。 【COVID-19関連】話題の上昌広氏についてちょっと調査してみた(手段: インターネットのみ)。 - Voice of ER ー若輩救急医の呟きー (1) まずはホームページから 大谷氏は『池袋大谷クリニック』の院長であり、専門は「呼吸器内科とアレルギー」と掲示され、総合内科専門医の資格もあるそうです。経歴を見ると、1989年に群馬大学医学部を卒業後、東京医科歯科大学…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • 話題の上昌広氏についてちょっと調査してみた(手段: インターネットのみ)。
    2020/03/15 23:15
    話題の上昌広氏についてちょっと調査してみた(手段: インターネットのみ)。

    最近、COVID-19の件でテレビ ー 特に民放 ー に引っ張りだこの『専門家』が複数名居ますね。但し、そういった人々は大抵、医療関係者の間で恐ろしく評判が悪いのです。以下、Twitterからの引用です(勝手に引用して申し訳ありません!)。 サンモニ上昌広氏PCR検査の検査数が少ないのは国立感染症研究所が中心のためだ。どうしてこうなるか。実は感染症研究所は元々戦前の伝染病研究所という組織で日本陸軍と密接に関係していた。軍隊は情報開示しない性質を長く受け継いでいる絶望的な陰謀論です。誰か止める人はいないのですか(笑)— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) 2020年3月1日 COVI…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • ニューヨークにおける麻疹アウトブレイク(2018~2019)に関する論文を紹介します
    2020/03/14 18:23
    ニューヨークにおける麻疹アウトブレイク(2018~2019)に関する論文を紹介します

    COVID-19の話題で持ちきりですが、今回はワクチンで防げる感染症, 麻疹について取り上げます。参考にしたのは、今年3月12日に発表された論文"Consequences of Undervaccination - Measles Outbreak, New York City, 2018-2019"(N Engl J Med 2020;382:1009-17)です。 (1) Background 米国では、1963年に最初の麻疹ワクチンが承認される前まで500,000例の麻疹と500例の麻疹関連死が毎年報告されていた。しかし2000年に米国で麻疹根絶が宣言された。但し、海外から輸入し伝播する…

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  • 【医療関係者向け】機械的血栓回収術で再開通できなかった急性期脳梗塞へのウロキナーゼ動注は有効か?
    2020/03/13 22:16
    【医療関係者向け】機械的血栓回収術で再開通できなかった急性期脳梗塞へのウロキナーゼ動注は有効か?

    今回はCOVID-19から少し離れて、救急医療にも関係する別の論文を紹介します。2019年12月9日にオンライン公開された論文"Safety and Efficacy of Intra-arterial Urokinase After Dailed, Unsuccessful, or Incomplete Mechanical Thrombectomy in Anterior Circulation Large-Vessel Occlusion Stroke"(Kaesmacher J, Bellwalf S. et al., JAMA Neurol. 2020;77(3):318-326)で…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • 『知略の本質』を通して考察する災害時のリーダーシップ
    2020/03/11 20:50
    『知略の本質』を通して考察する災害時のリーダーシップ

    今日で東日本大震災から9年が経ちました。あの衝撃的な揺れと、東日本太平洋側一体を襲った巨大津波, そして福島第一原発の事故からもうそんなに経っているとはちょっと信じられません(まだ最近の事のように思える)。そして皮肉にも2020年現在、COVID-19流行に伴う混乱が日本のみならず国際社会に大きな余波を与えています。まさに我々は、災害に直面しているのです。 そんな中、私は当時と現在の政府の対応を見ながら、最近読んだとある著書を思い出しました。 『知略の本質 戦史に学ぶ逆転と勝利』(著者; 野中郁次郎, 戸部良一ほか 日本経済新聞出版社) この本では、第一次世界大戦時のチャーチルとスターリン(と…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • 【COVID-19関連】偽情報へ立ち向かうには
    2020/03/10 19:16
    【COVID-19関連】偽情報へ立ち向かうには

    先日の投稿でも指摘しましたが、今回のCOVID-19流行に伴い、様々な科学的裏付けのない情報, もしくは意見(以下、"disinformation"で統一します)が、インターネットのみならず公共の電波を通じて流布される事態になっています。さすがの厚労省等公的機関も、それに黙ってはおれずSNS等を通じて誤った見解・情報への反論(というより訂正)を始めました。 今回は、そのようなdisinformationにどのような対抗策を講じるべきか、私なりに愚考したので紹介して行きます。 (1) Buzzfeed Japanにこれまで通りorこれまで以上に頑張ってもらう。 Buzzfeed Japanはこれ…

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  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 6
    2020/03/10 19:16
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 6

    少々途切れてしまいましたが、COVID-19/SARS-CoV-2関連論文の和訳シリーズを再開しようと思います。今回は今年3月3日にJAMAに発表された論文"Epidemiologic Features and Clinical Course of Patients Infected With SARS-CoV-2 in Singapore"(Young BE, Ong SWX et al.)を紹介します。 (1) Introduction シンガポールでは2020年1月23日に初のCOVID-19輸入症例が確認された(武漢からの旅行者)。その後、他の武漢からの旅行者, 武漢からの帰国者もCO…

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  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 5
    2020/03/04 22:59
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 5

    今回は、NEJMへ今年2月28日に発表された論文"Clinical Characteristics of Coronavirus Disease 2019 in China"(Guan W, No Z. eat al.)の和訳を載せて行きます。なお、これまで新型コロナウイルスを"2019-nCoV"と呼んでいましたが、最近"severe acute respiratory syndrome coronavirus 2(SARS-CoV-2)"と呼称が変更になったようです。 (1) Introduction 2020年2月25日までに、検査で確定したCOVID-19は世界中で81,109名である…

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  • 【医療関係者向け】低カリウム血症の評価について
    2020/03/03 21:39
    【医療関係者向け】低カリウム血症の評価について

    今回は医学生や研修医向けに、低カリウム血症の原因評価についてUpToDateを参考にしてまとめてみようと思います。 (1) 原因について 成書にも色々記載があるので、ここではさらっと触れる程度にします。 ① カリウム摂取不足: 摂取量は40〜12 mEq/dayが目安 ② 細胞内へのカリウム取り込み増加: インスリン分泌増加or投与, βアドレナリン作用亢進, 細胞外pH上昇(アルカローシス), 周期性四肢麻痺 etc. ③ 消化管から喪失: 下痢, 嘔吐 ④ 尿から喪失: ミネラルコルチコイド作用亢進, 利尿薬, 尿細管障害(末梢側ネフロンで重炭酸塩等の再吸収できないカチオンが管腔へ蓄積→細…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。Part 4
    2020/03/03 21:39
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。Part 4

    今回は、今年の2月24日にJAMAへ掲載された論文"Characteristics of and Important Lessons From the Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) Outbreak in China" (Wu Z, McGorgan JM et al.)を和訳して紹介します。 (1) Introduction Chinese Center for Disease Control and Preventionは最近、中国本土におけるCOVID-19の最大規模のcase series(2020年2月11日の時点で72,314例)を発表した…

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  • 医学部入学の際のDo & Don't
    2020/03/01 20:16
    医学部入学の際のDo & Don't

    とうとう3月に入りましたね。大学入試2次試験の前期日程も終わり、そろそろ後期日程が始まる時期でしょうか(COVID-19の影響がどこまで及ぶか、イマイチ不透明なところですが)。 そこで、今回は昨年同様、これから医学生になる高校生に向けた助言を自分なりにまとめてみたいと思います。なお、昨年3月13日に書いた下記記事へ半ば補足するような形になるので、ご了承ください。 (1) 勉強について とりあえずここでは、1, 2年で履修する基礎教養科目について述べます。まず授業への出席数はちゃんと稼いでおきましょう。加えて、1年次に履修する(場合により2年次もやる)理科 ー 物理, 化学, 生物 ーと数学は高…

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  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。Part 3
    2020/02/29 16:24
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。Part 3

    今日はJAMAに本年2月7日に掲載された論文"Clinical Characteristics of 138 Hospitalized Patients With 2019 Novel Coronavirus-Infected Pneumonia in Wuhan, China"(Wang D, Hu B et al.)を紹介します。 (1) Objective COVID-19で入院した138名の患者について、ICUで治療を受けた患者と、そうでない患者の臨床像を比較する。 (2) Method 今年1月1日から1月28日にかけて、COVID-19と診断され武漢大学のZhongnan Hosp…

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  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 2
    2020/02/29 09:22
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。 Part 2

    今回はNew England Journal of Medicineへ今年1月29日に発表された"Early Dynamics in Wuhan, China, of Novel Coronavirus-Infected Pneumonia"(Lin Q, Guan X et al.)を和訳してみました。 (1) 目的 武漢で確定診断された最初の425例を通して、疫学的な特徴と伝播形式(transmission dynamics)を究明する。 (2) Method 早期の症例は、下記"pneumonia of unknown etiology"の定義で診断した。 1. 38 ℃以上の発熱 2.…

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  • せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。Part1
    2020/02/28 19:10
    せっかくなんで新型コロナウイルスに関する論文を読んでみた。Part1

    ダイヤモンドプリンセスの次は、内閣の休校勧告で日本中が騒がしいですね。そのようなご時世ですが、私は新型コロナウイルスに関する論文を読んで、知識をアップデートすることにしました。少々お付き合い下さいませ。 まず、今回はNew England Journal of Medicineへ今年1月24日に掲載された"A Novel Coronavirus from Patients with Pneumonia in China, 2019"(Zhu N, Zheng D et al.)を紹介します。 (1) Method 2019年12月21日以降に診断され、尚且つ発症する時期の近辺でHuanan S…

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  • 【COVID-19】岩田健太郎先生の『内部告発』動画を単なる『炎上』で終わらせない為に
    2020/02/20 22:35
    【COVID-19】岩田健太郎先生の『内部告発』動画を単なる『炎上』で終わらせない為に

    昨日に引き続き、厚労省の『ダイヤモンド・プリンセス』対応を批判した岩田健太郎先生の言動について、色々と論じていきたいと思います。 https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-iwata?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharetwitter 昨日はTwitterのツイート引用という形で、岩田先生に対する賛否両論を紹介しましたが、本日、岩田先生に対する非常に興味深い批判・反論をfacebookにて発見したので、紹介します。 感染症の専門医で、かつて沖縄県立中部病院に勤務し、今は厚労省の参与となって今回の…

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    Voice of ER ー若輩救急医の呟き ー

  • 話題の岩田先生のビデオを見てみた。
    2020/02/19 23:32
    話題の岩田先生のビデオを見てみた。

    さて、昨日の夜あたりから、感染症診療に関する著作等で有名な岩田健太郎先生が、YouTubeにアップロードした動画が話題になっています。 当然、医療関係者の間では様々な意見が出ています。 ダイアモンド・プリンセス号の問題は、専門なしのたかだか学部卒である厚労省の官僚たちが国難よりも自分たちのプライドを優先して全く有効な対策を打てておらず、もはや人災と言っても過言ではないと思う。こんな愚かな人たちに公衆衛生政策を担って欲しくないです。— sekkai (@sekkai) 2020年2月18日 (´-`).。oO( 岩田さんが告発したダイヤモンドプリンセスの現場は既視感がありすぎ.まさに自分が土方S…

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  • 医学生・研修医を「アンプロ」と言う前に
    2020/02/14 19:09
    医学生・研修医を「アンプロ」と言う前に

    さて、最近私が学んだ概念で、医学生などの「アンプロ(アンプロフェッショナル)な行動」というものがあります。私が大学病院内の講習会などで学んだ事例を挙げると、 ① 授業中/病院実習中にスマホでゲーム等をやる ② 遅刻常習犯, 無断欠席 ③ SNSに患者の個人情報に関わる情報等をアップロード ④ カルテに虚偽の事実を書く, ただのコピペ etc. 要は、「礼儀・常識が欠落」, もしくは「人様の健康を預かる職業である/将来就くという意識がない」ことを示唆する言動の総称でしょう。 http://cme.med.kyoto-u.ac.jp/sd/unprofessional.pdf http://jsm…

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  • 甲状腺に異常…妊娠中にできる検査は?
    2020/01/25 21:56
    甲状腺に異常…妊娠中にできる検査は?

    実際に妊娠中に甲状腺癌が発覚した際に行った検査一覧です

    ましまろ

    ましまろノート

  • 【医療関係者向け】虚血コアの大きい脳梗塞に対する血管内治療の効果について
    2020/01/21 23:24
    【医療関係者向け】虚血コアの大きい脳梗塞に対する血管内治療の効果について

    ご無沙汰しております。久々の更新になってしまいましたが、今回は論文を英訳, 自分なりに要約してみたいと思います。今回、参考にしたのは"Impact of Endovascular Therapy in Patients With Large Ischemic Core; Subanalysis of Recovery by Endovascular for Cerebral Ultra-Acute Embolism Japan Registry 2"(H.Kakita, S.Yoshimura et al. Stroke. 2019;50:901-908)です。 (1) Reserch Que…

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  • 甲状腺癌手術の合併症は?実際の入院経過と現れた症状
    2020/01/07 14:00
    甲状腺癌手術の合併症は?実際の入院経過と現れた症状

    甲状腺癌を手術する際の入院経過と術後合併症について

    ましまろ

    ましまろノート

  • 【医療関係者向け】MDMAって何?
    2019/11/17 17:56
    【医療関係者向け】MDMAって何?

    さて、昨日少々衝撃的なニュースが来ました。『白い巨塔2019』で主人公の愛人役をやった沢尻エリカがMDMA所持で逮捕されたとのことです。 今回は、MDMAがどういう薬物なのかまとめてみたいと思います。参考文献は'UpToDate'です。 (1) Introduction MDMAの正式名称は3,4-methylenedioxymethamphetamine。1914年に食欲を抑える薬剤として発明。1970年代に精神疾患治療薬として使用されていたが、乱用のリスクがすぐに認知され規制対象となった。 (2) 薬理学 MDMAは交感神経に作用するアンフェタミンであり、カテコラミン放出とカテコラミンのp…

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  • 自民党議連「初期研修2年目は半年間、医師不足地域で研修を」
    2019/11/08 20:15
    自民党議連「初期研修2年目は半年間、医師不足地域で研修を」

    昨晩から本日夕方まで、外勤先の市中病院で日当直だったんですが、Twitterを見ていたら気になるニュースを目にしました(下記リンク。有料記事なので私は内容を読めておりません)。 ・卒後二年目はまだ「初期臨床研修医」です・殻をかぶったひよこに、大人の鶏レベルの喧嘩しろと言ってるのと同じ。・人間、半年あればメンタルやられるのに十分です。医者が寄り付かない地域にはそれなりに理由があるので、ひよこを半年も生贄に差し出してはいけない。— KGN (@KGN_works) 2019年11月6日 なんで、この国は「学徒出陣」大好きなんですかねぇ。。。(滅 https://t.co/rv7mBtDx3W— ふ…

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  • 本の紹介(14); 医学部・看護学部1~2年生に勧めたい本
    2019/11/06 22:59
    本の紹介(14); 医学部・看護学部1~2年生に勧めたい本

    今回の記事は、またまた書評です。実はこのブログ、『Amazonアソシエイトプログラム』なるものに登録しており、アマゾンで販売している商品を宣伝し、実際に読者が購入すれば売り上げの一部がもらえるようになっています。これまで何度も、医療関係, ないしそうでもない書籍を気まぐれに紹介してきた理由はこれなのです(笑) 今日は、医学, ないし看護学を習い始めて比較的年月が短い医学部・看護学部1~2年生(それ以前の高校生でも行けそうですが)が面白く読めそうな一般向けの本を紹介しようかなと思います。なお、過去に本ブログで紹介した書籍もあるので、ご了承ください。 (1) 医学の歴史について まずは、血液学, …

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  • 【医療関係者向け】敗血症へのエンドトキシン吸着療法は効果があるのか
    2019/11/03 13:36
    【医療関係者向け】敗血症へのエンドトキシン吸着療法は効果があるのか

    今回もまた、「英語論文和訳してみた」シリーズです。今回は、敗血症性ショックの患者に対するエンドトキシン吸着療法のランダム化コントロール研究です。元ネタの論文は、'Effect of Targeted Polymyxin B Hemoperfusion on 28-Day Mortality in Patients With Septic Shock and Elevated Endotoxin Level. The EUPHRATES Randomized Clinical Trial'(JAMA 2018;320(14):1455-1463)です。 (1) Reserch Question …

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  • 【医療関係者向け】気管支喘息発作の治療
    2019/10/28 22:08
    【医療関係者向け】気管支喘息発作の治療

    今回は、研修医向けにも勉強になりそうなことを書きます。救急外来に来院した気管支喘息発作患者の治療の話です。「気管支喘息の診断・治療」の話は、今や様々な参考書に書いてあってベタかもしれませんね。なので、今回は'UpToDate'を参考に、極力簡潔にまとめた物をアップします。 (1) 診断について 喘息の症候や検査所見については、様々な参考書で言及されているので今回は敢えて省略します。ここでは少しマニアックな話をしますね。 喘息発作患者の重症度を評価するために、ピークフローメーター, もしくは スパイロメーターを使用することがあります。これで計測したpeak flow rateが200 L/min…

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  • 本の紹介(13); 『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』
    2019/10/24 00:01
    本の紹介(13); 『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』

    今日はまた本の紹介を行いたいと思います。 『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』(半藤一利 著, 文春新書) 過日紹介した、半藤一利氏の著作です。この本もまたアジア太平洋戦争時の日本軍の首脳部の意思決定などを検証し、望ましい参謀像, リーダー像を指摘する内容です。では早速、一部ながら内容をざっと紹介してみましょう。まずは日本軍の残念な参謀の事例からです。 (1) 残念な参謀 その1:辻政信 名古屋幼年学校・陸軍士官学校は首席, 陸軍大学校は3番目と成績は優秀でした。問題は1939年のノモンハン事件です。当時関東軍作戦参謀だった辻は、主任作戦参謀(服部卓四郎)と共謀し、ソ連・モンゴルと満州国間の国…

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  • 【医療関係者向け】ビタミンC vs 敗血症とARDS
    2019/10/22 14:58
    【医療関係者向け】ビタミンC vs 敗血症とARDS

    今回も「英語論文を和訳してみた」シリーズです。参考にした文献は、'Effect of Vitamine C Infusion on Organ Failure and Biomarkers of Inflammation and Vascular Injury in Patients With Sepsis and Severe Acute Respiratory Failure. The CITRIS-ALI Randomized Clinical Trial' (JAMA. 2019;322(13):1261-1270)です。 (1) Background Acute respiratio…

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  • 【医療関係者向け】脳梗塞の血栓回収術に全身麻酔?
    2019/10/13 23:31
    【医療関係者向け】脳梗塞の血栓回収術に全身麻酔?

    さて、今回は久しぶりに『論文和訳してみた』シリーズ(?)を掲載します。今回紹介するのは"Assosiation of General Anesthesia vs Procedual Sedation With Functional Outcome Among Patients With Acute Ischemic Stroke Undergoing Thrombectomy A Systemic Review and Meta-analysis"(JAMA 2019;322(13):1283-1293)です。 (1) Background 機械的血栓回収術は、今や脳梗塞急性期の標準的治療であ…

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  • 本の紹介(11); 『世にも危険な医療の世界史』
    2019/10/07 23:21
    本の紹介(11); 『世にも危険な医療の世界史』

    今回も書評を書きます。今回は『医療×歴史』のコンビネーションで面白い本を紹介します。 『世にも危険な医療の世界史』(リディア・ケイン, ネイト・ピーダーセン著 文藝春秋) 古代や中世はまだしも、20世紀に入っても、現代人(の医療者)の我々からみて「はあ!?マジで!?!?!?」となるような治療法, 医薬品が存在した歴史を暴露する本です。 幾つか例を挙げてみましょう。 水銀: 有名なエピソードは始皇帝。不老長寿の秘薬と信じて摂取を継続。その結果、49歳で死去。なお西洋でも水銀は治療薬だと信じ込まれており、水銀摂取後に出現する下痢, 唾液分泌増加により「胆汁が排泄される(ガレノス, ヒポクラテスは、…

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  • 必要なのは『断らない救急』ではない
    2019/09/21 14:23
    必要なのは『断らない救急』ではない

    ずっと、更新が止まってしまいました。すみません。理由は3つかあります。 ①ネタが切れた。 ②仕事から帰ると、疲れてブログを書く気がしなかった。 ③単に更新が面倒臭くなった。 以前から本ブログで愚痴っていますが、救急搬送された患者に診断を下し、当該診療科へせっかく紹介しても、結局色々理由を付けて「うちじゃない」と救急科や本来その疾患を専門としない他科に押し付けてしまう診療科(ないし医師)が居ます。更に、大学病院では『外勤(医局バイト)』という慣習がある事は以前から本ブログで取り上げていますが、それで上級医が抜けた結果、経験・知識が浅い若手だけが残り、せっかく紹介した患者の治療方針が決まらないなん…

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  • 日本の医療の人材育成に関して思ったこと。
    2019/07/31 11:45
    日本の医療の人材育成に関して思ったこと。

    数日ぶりの更新です。今日は、日頃の診療業務を通して感じた日本の人材育成の課題を綴ってみたいと思います。 以前も本ブログやtwitterアカウントでも述べていますが、救急科にて多発外傷, 壊死性筋膜炎等の重症患者を収容し、適宜 各専門診療科(救急科は蘇生, 重症管理, 鑑別診断に特化はしていますが、特定の臓器/疾患に特化してはいない)に紹介し、精査・加療してもらう必要があります。ところが、「外勤・学会で同じグループの上級医が不在であり、治療方針が立てられない(分からない)」と専門医が言い出す事も少なくありません。 また最近では、救急科で収容した壊死性筋膜炎の患者を一旦皮膚科に紹介し、デブリードマ…

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  • 【医療関係者向け】低Na血症の補正
    2019/07/23 22:56
    【医療関係者向け】低Na血症の補正

    今回は、学生・研修医が今後しばしば直面するであろう低Na血症の補正について述べます。なお、低Naの原因の鑑別方法や病態生理に関しては、様々な成書で記載があるので今回は省略します。参考文献は前回の投稿同様、'UpToDate'です。 (1) 治療開始時に重要なこと ー 急性か否か?Na濃度は?症状はあるのか? まず、補正速度等を決定するに当たって重要な項目が3つあります。 ① 急性か?慢性か? 発症48時間以内であれば急性, 発症から48時間超過していれば慢性と分類します。 ② 血中Na濃度(以下、[Na]と記載)は? [Na]<120: 重症(severe) 120≦[Na]≦129: 中等症…

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  • 医療従事者の、差別意識は強いと思う。だって私がそうだから。
    2019/07/20 14:03
    医療従事者の、差別意識は強いと思う。だって私がそうだから。

    今はお仕事休み休みですが、医療従事者のはしくれの私です。医療従事者は、実は差別意識がかなり強いと思う。だって、ちょっとマイペースな後輩や、空気が読めない感じの人に対して、「あいつって絶対『発達』ちゃんだよねー」とか、「障害だから、言ってもムダだよー」なん

    こたママ

    え?発達障害かも?と言われても…迷走ママの気まぐれブログ

  • 【医療関係者向け】蛇咬傷への治療をまとめてみた。
    2019/07/20 14:00
    【医療関係者向け】蛇咬傷への治療をまとめてみた。

    今日は、蛇に噛まれた際の治療法について書いてみたいと思います。『救急診療指針』(下記リンク参照)にも、日本国内に生息するマムシ, ハブ, ヤマカガシによる咬傷への治療法等に関する記載があります。 ただし、'UpToDate'を検索してみると、更に詳しい解説や、海外に生息している蛇に関する言及もあるので非常に面白いです。なので、今回はUpToDateに書いてあった内容を大まかにまとめてみようと思います。 UpToDate (1) 噛まれた直後のFirst Aid まず、注意点がいくつかあります。 1. 蛇がいるところから避難する。 2. 蛇の種類の同定は必要だが、写真撮影程度に留める(無理しない…

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  • 【初期研修医向け】ヤバい指導医の見分け方と対処法【暫定版】
    2019/07/14 20:52
    【初期研修医向け】ヤバい指導医の見分け方と対処法【暫定版】

    こんばんは。今日は久々の更新になります。今回は、初期研修医(特に1年目)の皆様の為に、ちょっとしたライフハック(?)をお届けします。題名にも書きましたが、「ヤバい指導医」ー ついて行ったら、体もメンタルもボロボロにされるか、学べる事も学習できず、仕事もクソも成り立たなくなる ー の特徴を私の経験則から挙げ、対処方法も稚拙ながら紹介しようと思います。 (1) いわゆる「ヤバい指導医」の特徴 ① 後輩を教育する気が無い/能力が無い 初期研修医1年目で、しかも研修が始まって2ヶ月程度の頃、私が経験した指導医(50歳台, 男性, 循環器内科)は、私に「いずれ診断カテーテルをやらせてあげるから見とけよ」…

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  • 大学病院救命センターに勤務していて感じたことなど。
    2019/06/29 10:24
    大学病院救命センターに勤務していて感じたことなど。

    久しぶりの更新となります。時々ネタはふと思いつくのですが、なかなか文章化する機会がなく(正確には、気が起きず)過ごしていました。今日は、大学病院の救命センターで診療に携わって思った事などを綴りたいと思います。 (1) 内科系診療科でも重症管理(ICU, ER)に慣れたスタッフが必要 前から本ブログで言及していますが、内科系診療科の医師で経験年数に関係なく「重症はうちじゃちょっと…」・「これはうちじゃない」などと言って、救急科から紹介された患者を受け取らず、結局救急科が主体となって入院治療を行う場合がしばしばあります。中には状態が安定した後も救急科管理になり、転院交渉までやっていた事例すらありま…

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  • 【医療関係者向け】ECMOって何?
    2019/06/13 20:56
    【医療関係者向け】ECMOって何?

    今日は久しぶりに医学ネタに戻します。 今日はextracorporeal membrane oxygeneration(略称; ECMO)の話をしましょう。まずこれはどうゆう物かと言うと、「遠心ポンプと膜型人工肺を用いた貯血槽をもたない閉鎖回路による人工心肺補助法」(『救急診療指針 改訂第5版』より)のことです。後述するような疾患によって機能が低下した(疲れ切った)臓器 ーつまり心臓や肺ー の代わりに機能する事で、これらの臓器を休ませながら(回復を待ちながら)生命を維持する装置です。 この機械は更に、静脈系(中心静脈や右心房)から脱血して大動脈に送血するVA-ECMOと、静脈系から脱血して静脈…

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  • 【救急医の一斉退職問題】失敗の事例を検証せよ
    2019/06/12 09:57
    【救急医の一斉退職問題】失敗の事例を検証せよ

    最近、Twitterなどで大津市民病院の救急医一斉退職のニュースが話題になっていました。 救急科以外で蘇生や重症管理に慣れているのは(私の勝手なイメージですが)循環器内科医, 麻酔科医, 心臓血管外科医, (一部の)腹部外科医, 脳神経外科医という感じでどうしても限られてしますし、自分の専門領域以外の疾患の管理・診断までやれというのも無理があります。外傷・心停止・ショック等の重症患者の蘇生, そして原因の鑑別診断を行うスキルは救急科独自のスキルなのです。 上記の記事をはじめ、マスコミの報道からは大量離職の背景に何があったのか不明です。救急科医が待遇に不満を抱いたのかもしれませんし、救急科の業務…

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