親父も胃薬を手放さなかった
親父は若いころから太田胃散の大ファンで、食後には必ず飲んでいました。だけど親父の口から胃の調子が悪いという言葉は一度も聞いたことは無かった。たぶんもっと具合の悪いところがあって、そっちの方がつらかったんじゃないだろうか。ソーヤレシチンも毎日飲んでいた。何のために飲んでいるのか一度も聞いたことは無かったけれど、大豆に関係しているなにかじゃなかろうかということだけはおぼろげに分かった。でも、親父の夕食はとてもシンプルで、冷ややっこだけ。豆腐だって大豆の塊なので、大豆たんぱくが親父のたんぱく源だった。その豆腐を肴に合成酒をコップに2杯。気が向くと白米を一膳食べる。そういう生活だったから、女性ホルモン…
2025/06/28 17:22