[Ⅺ 352] ヨブ記巡禮 (21) / 空の鳥 野の百合に問え
〈第12章〉(1-6)ではヨブが若き神学者ゾパルに答えます。私の解釈文です。【ゾパル君、君の話を聞いていると君たちだけが人間らしい人間だと言う事ですね。であるとするならば私はあなた方の知恵は真の知恵ではなく自己満足に過ぎずあなた方と共に滅びると考えます。私もあなた方の言うような神学の基本的な知識は持ち合わせていますし、あなた方が私より優れているとは思いません。人間が持つ共通の知性や知識というものがあるのですよ。私は神に祈り神はそれに答えてくれた事がありました。しかしその私が今はあなた方の嘲笑の的になっている。正しい義なる者でありながら嘲笑されているのです。安らかに生活している人たちには不幸な人を侮蔑する気持があり失敗することを待っているものです。強盗たちの家は繫栄し神を怒らせる者たちさえ安らかに生活してい...[Ⅺ352]ヨブ記巡禮 (21)/空の鳥野の百合に問え
2025/06/28 09:00