膝関節の機能解剖②〜変形性膝関節症〜
前回に引き続き膝関節についてお話しします。 今回は変形性膝関節症、特にO脚(内反膝)についてのお話です。 膝関節の基本的な構造に関しては 膝関節の機能解剖① を先にお読みください。 変形性膝関節症の病態 関節軟骨の変性を基盤に軟骨面が摩耗して、最終的には軟骨下骨露出に至るもの。半月板の変性や膝関節周囲筋力低下などが変形性膝関節症の進行に影響しています。 主に女性に好発し、60歳代女性に40%、70歳代女性に70%に画像上変形を認めます(2014年) 発症の危険因子としては、肥満、加齢、女性、外傷の既往などが挙げられています。 なぜO脚になりやすいのか? 大きく分けると①大腿脛骨関節の内側面安定…