今日は「桜桃忌」 娘、ようやく古文と漢文と太宰の世界の入り口に立つ②
先月より始まった訪問授業により、1年3か月ぶりに国語の教科書を開いた娘。 今月から始まった古文と漢文、そして太宰治は人生初めて触れる世界だ。 今日はその2回目である。 www.tomaclara.com 太宰を知らずして青春とは呼べない やはり、「走れメロス」が来るか。しかし、中2の国語でこれを読んだのを最後に太宰を終わらせるのは人生の大きな損失であると断言する。メロスにおける信頼と友情、遺書?ともいわれる人間失格、斜陽のデカダンス、はさておいて、太宰の別の才能が発揮されている珠玉の小品が沢山ある。「女生徒」「畜犬談」「右大臣実朝」「駆け込み訴え」などを読まずして太宰を語ること勿れ。 読んだの…