今日も一日が始まるのが辛い。 目が覚めた瞬間から、重い感覚が全身を覆う。 まるで体が鉛でできているかのように重く、動くのが億劫だ。 布団から抜け出すことすらできず、天井を見つめるだけの時間が続く。 何もする気力が湧かず、ただただ無力感に苛まれる。 何とかして布団から起き上がるが、鏡に映る自分の姿を見てまた落ち込む。 疲れ切った顔、無気力な目、すべてが自分の心の状態を映し出しているようだ。 シャワーを浴びても、何の爽快感も得られない。 日常の小さなことすら、今の自分には大きな試練に感じられる。 うつ病がひどくなってからというもの、仕事に行くのが辛くて仕方がなかった。 毎朝、出勤するための準備がで…